メディカルコラム

【医師が回答】甲状腺ホルモンが高い=バセドウ病とは限らない?原因と検査法を隈病院の医師が解説

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Q.血液検査で甲状腺ホルモンが高いといわれました。これはバセドウ病ですか?

A.必ずしもそうではありません

 甲状腺ホルモンが高い状態は「甲状腺中毒症」と呼ばれ、原因はさまざまです。

 代表的なのはバセドウ病ですが、無痛性甲状腺炎などの破壊性甲状腺炎でも同じようにホルモン高値がみられます。

 破壊性甲状腺炎は甲状腺が壊れてホルモンが血中に漏出するため、ホルモンの増加は一時的です。抗甲状腺薬は不要であり、副作用の危険を避けるため使わないことが大切です。

 一方、バセドウ病は甲状腺が刺激されホルモンを作り続ける病気で、通常治療が必要です。鑑別のために採血やエコーに加え、妊娠中や授乳中を除けば必要に応じて、多くの場合は迅速にシンチグラフィー検査を行えるのが当院の強みです。

 基本に忠実に評価することでご安心いただける診療を心がけています。

(内科 古村 芳樹)

本記事は、隈病院の医師が監修しています。詳細はこちら

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